婚活体験記(2022~2023冬) [7]
• 7時35分
今日の朝、Mさん(マッチングアプリの相手)にメッセージを送りました。時刻は7時35分でした。メッセージは次のような内容です。
「...(略)。ところで、いつもご返信ありがとうございます。Mさんにお会いしてみたいのですが、もしよろしければ、どこかで1~2時間ほどお時間いただけないでしょうか。...(略)」
この日記を書いている現在、夜の23時過ぎですが、まだMさんから返事はありません。それでも、僕は妙にすがすがしい気分です。今日は1日、なんとなくさわやかな気分でした。これは、おそらく、何かを達成したよろこびによるものではなく、最低限のやるべきことをやったという、小さなよろこびだと思います。回りくどい表現ですが、「会ってみたい」という文を、僕は送りました。相手が実際どんな人なのかまだ知りませんが、知るためには、会う必要があります。会うためには、このマッチングアプリにおいては、メッセージ(文章)で意思表示する必要があります。僕は人生で初めて、「会ってみたい」という意思表示をしました。ダメだったとしても、これで、一応あきらめがつきそうです。
結果がどうであれ、このマッチングアプリの有料会員でいることは、2月でいったんやめます。無料会員になってもいいねを送ったり受けたりすることはできるので、退会はせず、しばらく登録したままにしておくつもりです。
今日、Mさんにメッセージを送った後、立て続けに、いろんな人に「いいね」を送ってみました。もし誰かが「いいね」を返してくれれば、その人とやり取りをします。もしかしたらいいご縁があるかもしれませんし、そうでなかったとしても、メッセージのやりとりはコミュニケーションの練習になります。マッチングしなければ、何も始まりません。しかし、案の定、誰からも「いいね」は返ってきません。これが現実です。やはり、僕がいまMさんとやり取りしていることが不自然な状況なのです。
それだけに、Mさんとのやり取りを大切にしたいものです。
もしMさんに会えたら聞いてみたいのですが、Mさんはなぜ僕に「いいね」をくれたのでしょうか。Mさんは、僕が最初見たときには「いいね」が150もありました。(なお、このアプリでは、「いいね」はある一定の期間内の数値であり、全期間の合計ではないそうです。そのため、「いいね」をもらい続けない限り、いいね数は時間が経つと減少します。)一方、僕のいいね数は3です。女性と男性では状況がまったく違うので、いいね数を単純に比較はできませんが、Mさんはモテて、僕はモテないことは、いいね数から明らかです。僕が選ばれる確率は、客観的に見て低いです。
まあ、いろいろ考えても、僕は実際のMさんのことを何も知らないのですから、しょうがないことです。まずは知るためにも、そして、ダメだった時に諦めるためにも、僕は「会いたい」と意思表示する必要がありました。結果はどうであれ、今までためらっていたことをやることができたので、今日は気持ちよく眠れそうです。
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