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ある日の相談内容(生成AIに相談した)(2)


label: [生成AI/相談]

ライター:
小澤利式(おざわとしき)


# 人物

小澤: 38歳の男性会社員。最近結婚した。職場では「結婚しないキャラ」だった。

社員A: もうすぐ60歳になるベテラン技術系社員。セクハラ的・モラハラ的言動があるが、本人もわきまえており、一線を越えた言動はしない。

社員B: 50歳くらいの係長。Aに同調して社員をからかって楽しんでいる。モラハラ的言動があるが、やはり、一線を越えた言動はしない。

# ある日の会話

社員A:
 小澤くんの結婚祝賀会、どこで開催すればいい?奥さんが来やすい場所がいいと思うんだけど、奥さんは○○駅まで来れるの?

小澤:
 いや、妻を連れてくんですか(笑)。祝賀会はやらなくていいですよ。お祝いのお言葉だけでありがたいです。

社員A:
 奥さんは好きな食べ物とかある?逆に嫌いな食べ物とかある?

小澤:
 嫌いな食べ物は特にないって言ってましたね。一部の食品にはアレルギーがあるって言ってましたが。

社員A:
 じゃあ焼き鳥屋さんとかでいいかな?奥さんに聞いといて。

小澤:
 職場の集まりに妻を呼ぶなんておかしくないですか(笑)。見ず知らずの人たちの中に連れてかれたら、全然楽しめないと思いますが。

社員A:
 一応、聞いといてよ。

# 翌日の会話

社員B:
 小澤君、奥さんのお披露目はどうするの?

小澤:
 何の話ですか(笑)

社員B:
 いや、Aさんが、小澤君がお祝い会に奥さん連れてくるって、それでメンバーに出欠とか取って、言い回ってるよ。連れてくるんでしょ?

小澤:
 いや、妻は連れてきませんよ。そんなの変じゃないですか。見世物にするつもりですよね(笑)

社員B:
 でもAさんが、「小澤君が奥さんを連れてくる」って、もう言っちゃってるよ。

(別の時間)

社員A:
 小澤君、奥さんに聞いておいてくれた?

小澤:
 職場で結婚のお祝い会をしてくれるって言ってて、呼ばれてるって言いました。まあ、別に行ってもいいとは言ってましたが。でも、職場の飲み会に妻を連れてくなんて、おかしくないですか(笑)
 妻が是非行きたいと言ってるなら連れてってもいいですが。
 行ってもいいって言ったとしても、本心から行きたいと言っているとは限りませんし。

社員A:
 じゃあ奥さんに確認しといてよ。

# 翌々日の会話

社員A:
 小澤君、奥さんはなんて言ってた?

小澤:
 行きたくはないって言ってました。参加者が全員、既婚であれば自分の奥さんを連れてくるとかであれば行ってもいいって言ってましたが、自分一人だけっていうのはイヤだって言ってました。

社員A:
 うーん。鋭いね。

小澤:
 Aさんたちも、奥さん連れてきますか?

社員A:
 いや…。まあ、今回は場所と時間的に厳しいしなぁ。

小澤:
 結婚のお祝い会に奥さん連れてくっていうのが、この職場では普通なんですか?今までに前例はありますか?

社員A:
 昔はそんなこともあったような気がするよ。

小澤:
 じゃあAさんは、自分の奥さんを飲み会に連れてきたことがありますか?

社員A:
 昔、2次会から合流したことはあったかな。駅が近くて、ちょうど向こうも飲んでいて、って時に。

小澤:
 共通の知り合いがいるとか、「ぜひ参加したい」と言ってるとかなら分かりますが、普通、職場の飲み会に妻を連れてくなんておかしいと思いますよ。おもちゃにしてますよね(笑)。
 妻も行きたくないって言ってますし、今回は連れて行きません。

社員A:
 じゃあ、今回は小澤君だけかなぁ。場所も考え直さないとな。


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以上が、新婚の小澤と、その同僚とのやり取りの要約である。

小澤は不快な思いをさせられたと感じ、内心怒っていたので、
この後上司(部長クラス)をCCに入れて、抗議メールを社員Aに送付した。

関連記事
10月17日_夕の日記(メールのこと)

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生成AIに以下のプロンプトを送ってみました。

『奥さんの「お披露目」と言われた小澤氏は、内心、とても怒っています。』

以下は生成AIの応答です。

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それは当然の感情だと思います。小澤氏が「お披露目」と表現されたことに対して強い怒りを感じたのは、以下のような理由が考えられます:

🔥「お披露目」という言葉が引き起こす不快感

1. 人間関係を“見世物”にするニュアンス

- 「お披露目」という言葉には、本人の意思とは関係なく、周囲に見せるために連れてくるというニュアンスがあります。
- 小澤氏にとって、妻はプライベートな存在であり、職場の飲み会に連れてくること自体が違和感なのに、それを「お披露目」と言われることで、まるで“展示”されるような扱いを受けたと感じた可能性があります。

2. 職場の人間関係における上下・支配の構造

- 社員A・Bの言動は、年齢や職位を背景にした**“からかい”や“支配的な態度”**が含まれており、冗談のようでいて、実際には小澤氏の意思を軽視しています。
- 「お披露目」という言葉は、小澤氏の結婚を“職場のイベント”として消費しようとする態度の象徴とも言えます。

3. 妻の感情や立場への配慮の欠如

- 小澤氏は、妻の気持ちを尊重しようとしています。にもかかわらず、「奥さんに聞いといて」「お披露目はどうするの?」と繰り返されることで、妻の意思が軽視されているように感じた可能性があります。
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なお、小澤は抗議メールの宛先に社員Bを含めていない。社員Aに抗議したという事実を上司に知らせるのが、メールの主目的だからである。それに、社員Bにメールが行かなくても、噂話はすぐに広がるから、関係ないだろう。