安部公房展を見てきた【神奈川近代文学館】2024
今日は水曜日ですが、僕は有給休暇を取得して、神奈川近代文学館に行ってきました。目的は、安部公房展を見ることでした。
• 元町・中華街駅へ
電車で 元町・中華街駅 に行きました。
駅前にはすぐに、横浜中華街がありました。
• 神奈川近代文学館へ
スマホで、Google Map で目的地を確認し、歩いて、目的地である「神奈川近代文学館」に向かいました。12月ですが、晴れており、また、今日は比較的あたたかい気温でした。
到着
港が見える公園の景色などを楽しみながら歩くと、神奈川近代文学館に到着しました。
安部公房展についての掲示があったので、すぐに分かりました。
• 見学
受付で観覧料(800円)を支払いました。結論から言うと、800円の価値は十分にありました。見に行ってよかったです。
内容
展示は撮影禁止だったので、写真は撮れませんでした。
安部公房直筆の原稿や書簡、安部公房にかかわりのある人物の書簡、写真、作品のポスター等、いろいろな展示がありました。僕は1時間30分ほどかけて見ました。
平日でしたが、思ったよりも来館者がいました。それぞれの展示ケースの前には2~3人ほどの来館者がいるような感じでした。
安部公房の高校時代の数学ノートの展示が、面白いと思いました。また、「壁」の原稿も見れて、よかったです。
「白い蛾」の原稿もありました。
「白い蛾」は、以前、NHKラジオの朗読で知りました。
安部公房が後期に使用した、メモボードや、ワープロ、8インチフロッピー、夢を記録するために使用したという小型テープレコーダーなども展示されており、非常に興味深い内容でした。
安部公房ファン必見、という感じでした。
• 帰り
公園の出口のところに猫が3匹いました。
公園を通り過ぎるとき、小学生の一団とすれ違いました。小学生たちは英語で会話していましたが、顔は日本人に見えました。横浜というと開国というイメージなので、この地の小学生は英語の特別教育を受けているのかもしれない、と思いました。
「近代文学館入口」の信号を撮影しました。
再び「元町・中華街駅」の電車に乗って、帰りました。
• 感想
僕にとって安部公房という人物は、本の中(または、テレビの映像)でしか知りませんが、尊敬する人物です。大学生の頃、大学の図書館で「安部公房全作品」を借りて、その中のいくつかの作品に、僕はたいへん感銘を受けました。本でしか見たことがない安部公房という人物の、手書きの原稿や、使用したワープロなどを見ることができて、遠いイメージの世界が目の前にあるような、不思議な気分になりました。今日は見に行って、よかったです。
安部公房展は、2024年12月8日(日)までということです。そのため、僕は別に今日行かなくても、土日にも行くことはできましたが、土曜は電車も館内も混みやすいと思いますし、日曜に行くのも疲れそうだと思ったので、有給を取って平日に行きました。
• かいわれ大根
最寄り駅から歩いてアパートに帰宅しました。その途中で夕食の食材を買いましたが、クリスマス仕様のかいわれ大根があったので、買いました。
クリスマスパッケージのかいわれ大根は、以前も購入したことがあります。
そういえば、安部公房の「カンガルー・ノート」という作品にも、かいわれ大根が登場しました。僕はかいわれ大根を好んで食べますが、もしかしたら「カンガルー・ノート」の影響を受けているのかもしれません。
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