連絡の火を絶やさぬように (アプリ婚活・体験記)
僕は今月、マッチングアプリでマッチした女性(ここでは「Xさん」といいます。)と、カフェで会いました。女性とカフェで面会するなんてことは、僕の人生で初めてのことでした。そのXさんが、アプリを退会していたことが、今日わかりました。
• Xさんが退会していた
Xさんと会った日のことは、以下の記事†に書きました。
Xさんに会ったその日のうちに、僕はXさんにお礼のメッセージを送りました。そのメッセージに対して、Xさんは返信をくれました。そのあと、僕はさらに1通、Xさんにメッセージを送りましたが、それに対しては返事はありませんでした。
今日、アプリを開いてみると、顔写真が表示されるはずの画面に、以下のように表示されました。
Xさんの写真が消えて、「退会済 / お休み中」という文言が表示されています。
どうやら、Xさんは退会したようです。なお、僕が利用しているのは「ゼクシィ縁結び」です。
この記事を書いたとき(2023年2月)、Xさんが退会したものと僕は思い込んでいました。しかし今思えば、Xさんは退会したのではなく、単に僕を非表示にした(すなわちブロックした)だけだと思われます。
• 僕も2月で退会しようと思っていた
実は僕も2月で退会しようと思っていました。このことは、Xさんとお会いした時に、Xさんに言いました。退会するのは、なかなかマッチしないので、会費が無駄だからです。
僕が退会する予定日は、今日の2日後です。退会する前に、Xさんにあいさつのメッセージを送ろうと思っていました。たとえば、アプリで次のような文面のメッセージを送ることを考えていました。
「こんにちは、伊田です。○○日付で、当面の間、アプリの利用を休止することにしました。婚活自体はぼちぼち続けていきますので、何かありましたらLINEの方にご連絡ください。」
• アプリであいさつを送れない
僕からXさんにあいさつのメッセージを送ろうと思っていましたが、Xさんが先にアプリ(ゼクシィ縁結び)を退会してしまいました。僕になんの連絡もなく、退会してしまいました。これは、「僕に興味がない」という、消極的な意思表示だと言えます。もし僕とのやりとりを続けたいなら、一言あるはずですが、それがありませんでした。
僕より先にXさんが退会してしまいました。アプリからは、Xさんは退会しているので、連絡は取れません。また、退会済みのXさんに、LINEであいさつを送るのも変です。
Xさんから連絡がくることは、今後ないでしょう。連絡の火が絶えてしまいました。
• 2か月の成果
アプリでは、「退会者の非表示」という設定があります。これを ON にする(下図)と、退会した人が表示されなくなります。
そうすると、Xさんの表示は、下図のようになってしまいました。
「現在やりとり中のお相手はいません」
これが2か月の成果、現実。
• 手に入れたもの
2か月間、ゼクシィ縁結び をやってみました。会費は、1万円弱かかりました。結局、交際相手を見つけることはできませんでした。しかし、1名の方と実際にお会いして、連絡先を交換することはできました。今まで女性とカフェに行ったことさえなかった僕が、女性とメッセージを交換し、実際にお会いするという経験を、手に入れました。マッチングアプリがなかったらできなかったと思われる経験です。
• Appendix
1年前の僕なら、こういう日は、気晴らしのためにビールを飲んだことでしょう。しかし、今の僕は断酒中です。今日も、ビールは飲みません。飲酒欲求が特にないため、自然に断酒を続けることができています。
◇散歩へ習慣となっている、夕食後の散歩にでかけました。散歩は健康のためにおこなっていますが、今日に限っては、傷心 をいやす目的もありました。先日は暖かく、春を感じたものですが、今日は冷えていました。
[家の灯り]家の灯りです。結婚することや、家庭や家を持つことは、当たり前のことだと思っていました。当たり前だから、これほど多くの家があるのではないでしょうか。
[柵の向こうに建物が見える]ある建物のそばの道路を歩いていました。建物の向こう側の山から、フクロウのような、動物の鳴き声が聞こえました。フクロウの声だと思いましたが、犬の鳴き声のようにも聞こえました。犬でないなら、フクロウだと思いますが、この辺りにフクロウが生息しているのでしょうか。
• 追記
この記事は、2月に書いた原稿を9月に修正し、公開したものです。この記事を書いたとき、僕はXさんは退会したものと思い込んでいましたが、よく考えれば、単に僕がブロックされただけだと思われます。2月以降も僕はマッチングアプリを利用して婚活をおこなっていて、いろんな人とやり取りをするなかで、メッセージが断絶したり、ブロックされたりということを僕は経験してきました。そのため、今思えば、Xさんが非表示になったのは、Xさんが退会したと考えるよりは、Xさんが僕をブロックしたと考えるのが自然だと思われます。
理由や経緯がどうであれ、ブロックされたというのは拒否されたということなので、その事実だけ考えれば気持ちのいいものではありません。しかし、結婚というハードなことに、元来モテない僕がチャレンジしているのですから、これくらいのことでめげていては、先に進めないのでしょう。
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