忘年会とつながらない権利のこと(11‐26)
• 今朝のこと
ブラックコーヒーを飲みながらNHKラジオのニュースを聞いていました。そこで「つながらない権利」という言葉を聞きました。
つながらない権利とは
つながらない権利とは、『労働者が労働時間外には仕事のメールや電話などへの対応を拒否できる権利のこと』*だそうです。
ヨーロッパでは法的に認められている国があるそうですが、日本ではこの権利について規定した法令はまだないそうです。
私のこと
私は基本的に出社して仕事をしています。月に何回か在宅勤務を利用することはできますが、私は利用していません。その理由については、以下の記事*に書きました。
私は会社で使用するパソコンは持ち帰っていませんし、業務用のスマホは与えられていません。また、個人用のスマホに会社から連絡が来ることは、原則ないことになっています。したがって私は現在「つながらない権利」を主張しなくても、業務時間外においては会社とのつながりが切れた状態となっています。
• 忘年会のこと
12月上旬に職場の忘年会が企画されています。駅ちかくの宴会場で、参加料5,000円、飲み放題というものです。この忘年会は職場の親睦会が企画したものであり、私は幹事会メンバーになってしまったので今年は参加しますが、例年は参加しません。例年参加しないのは、業務時間外に仲の良くない人たちと、高い料金を支払って飲食するのが、バカバカしいと思うからです。好きで参加している人のことを否定するつもりはありません。お金を払ってまで嫌々参加するなんて、バカらしいではありませんか。
風潮
幹事会というものは持ち回りで、私は不本意でしたが順番だったので幹事会メンバーになりました。(幹事会は5人のメンバーで構成されています。)
「幹事は参加して当たり前」という風潮がこの職場には依然として存在しており、私にはそれを跳ね返すだけの気力がないので参加を選びましたが、しかし、どうせ5,000円支払うなら、友達など仲の良い人同士で楽しみたいものです。
• 今後のこと
日本社会に「つながらない権利」の考えが浸透してきたら、忘年会などに関する「職場のイベントの在り方」も、変わってくる気がします。職場のイベントの主目的は、「社内のつながりを強化すること」ではないでしょうか。しかし、業務時間外にまで職場の人とつながりたくないと、多くの人は考えているのです。「参加無料、かつ、説教禁止」というくらいの条件を提示しなければ、これからの時代、職場の忘年会に人は集まらないと思います。
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