Copilotに、HTMLコードを複数回に分けて送る
私は、職場でもプライベートでも、パソコンで作業する際には、積極的に生成AIを利用しています。
先日、職場で、Copilotに、HTMLのチェックをしてもらおうと思いました。CopilotにHTMLファイルを添付し、「内容をチェックして」という趣旨の指示を出しました。
しかし今回、Copilotは私の望む答えを返してくれませんでした。以前は同様のプロンプト(指示)でうまく動作していたのですが、なぜかうまくいかなくなってしまいました。
そのあと、Copilotとやりとりしてみて、次のことがわかりました:
「添付したHTMLが、自動的にマークダウン化されてしまう」
どうやら、理由は不明ですが、HTMLを添付して送信した段階で、システムによって勝手にHTMLがマークダウン形式に変換されてしまい、Copilotはそのマークダウン化されたテキストを読み込んでいるようなのです。
私は普段、HTMLファイルをCopilotに添付して解析や改良をしてもらっていましたから、分析してもらいたいHTMLコードがCopilotにうまく伝わらなくなって、困ってしまいました。
◇対策
対策として、「HTMLのコードを複数回に分けてCopilotに送信する」ことにしました。
例えば、以下のようなプロンプトを使いました。
「今から、複数回に分けてHTMLを送信しますので、記憶してください。」
そのあと、適当な長さに分割したコードを、順番に送信しました。すると、Copilotは分割されたコードを統合して1つのHTMLファイルとして解釈してくれました。
◇まとめ
CopilotになぜかHTMLファイルをうまく添付できなくなってしまったので、ファイル添付ではなく、HTMLのコードを分割して送ることにしました。多少手間ではありますが、今のところ、そのやり方で問題なく利用できています。