新年会のモヤモヤについて(ChatGPT相談)
職場で今度、新年会が企画されていますが、私は不参加と決めています。最近、ちょっとモヤモヤすることがあったので、ChatGPTに相談してみました。
• 経緯
1月末に職場の新年会が企画されていますが、私は参加しないことに決めていました。
昨日の出来事
幹事会メンバーのXさんから、幹事会メンバー宛に、「新年会には都合により参加できない」という内容のメールが送られてきました。
新年会などのイベントに参加した時間には当然、給与は発生しません。参加は任意の、つまり、自由参加です。
幹事長の反応
Xさんからの連絡に対して、幹事長から以下のメールがメンバー宛に届きました。
連絡ありがとう。
以下、私見です。
状況次第ではありますが、 幹事会メンバーにはできるだけ参加してほしいと考えています。
調整がつくようなら、よろしくね。
不快な感じ
幹事長からのメールを読んで、私はモヤっとした、不快な感覚をおぼえました。どんな風に不快かというと、うまく言葉で説明できません。言語化なら生成AIが得意なので、ChatGPTに相談してみることにしました。
• ChatGPTに相談
私は、ChatGPTに以下のメッセージを送ってみました。
Xさんは、職場の親睦会の、幹事会メンバーです。幹事会とは職場の行事の取りまとめを行う会であり、当番制で1年任期で行われます。今度、幹事会では親睦会を企画しています。新年会は毎年恒例の行事ですが、強制参加ではなく自由参加です。Xさんは、「新年会の日は出張がありそうなので、新年会は参加できないと思う。」という内容のメールを、他の幹事会メンバー宛に送りました。すると、そのメールを読んだ幹事長(課長)から、以下のメールがメンバー宛に送信されました。そのメールを読んで、幹事会メンバーの一人であるAさんは、不快な感じがしました。Aさんがなぜ不快に感じたのか、その理由を推測してください。
#幹事長からのメール:
Xさんへ
連絡ありがとう。
以下、私見です。
状況次第ではありますが、幹事会メンバーにはできるだけ参加してほしいと考えています。
調整がつくようなら、よろしくね。
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ChatGPTは以下の応答を返しました。
Aさんが幹事長のメールを読んで不快に感じた理由として、以下のような点が考えられます:
1. 幹事会メンバーへの「強制感」
幹事長の「幹事会メンバーにはできるだけ参加してほしい」という言葉は、形式上「私見」として述べられていますが、幹事会メンバーに新年会への参加を実質的に「義務」と感じさせるようなニュアンスを持っています。自由参加が原則の親睦会において、このような発言はメンバーに対してプレッシャーを与え、不快感を抱かせる可能性があります。
2. Xさんの事情への配慮不足
Xさんは「出張がありそう」との理由で、新年会への参加が難しいと誠実に伝えています。それに対し、「調整がつくようなら、よろしくね」と返答することで、Xさんの事情が軽んじられたと感じられる可能性があります。幹事長がXさんの事情を考慮せず、あくまで「参加」を優先しているように受け取れるため、不快感を覚えたのかもしれません。
3. 「私見」という表現の不一致感
幹事長が「私見」としながらも、幹事会メンバーに参加を期待する意見を全体に発信している点は、一見すると矛盾を含んでいます。この曖昧さが「強制ではない」としつつも、暗に参加を求めているように見えるため、不快感やモヤモヤを引き起こした可能性があります。
4. 職位を利用した圧力
幹事長は課長という職位を持ち、権限や影響力を持つ人物です。そのような立場の人から「調整がつくようなら、よろしくね」と言われると、ただのお願いではなく「調整してでも参加すべき」という圧力のように感じられたかもしれません。これがAさんにとって、Xさんへの不当な期待と映り、不快感を与えた可能性があります。
以上の理由から、Aさんは「自由参加」の原則に反するような幹事長の態度や、Xさんの事情に対する配慮の欠如を感じ取り、不快感を抱いたと推測できます。
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ChatGPTの説明は、大体、言語化できなかった理由を代弁してくれました。しかし、「Xさんの事情への配慮不足」については、そもそもXさんに事情を説明する道理はなく、事情について詮索する権利は職場の誰にも無いと私は思ったので、以下のメッセージを追加で送りました。
ありがとうございます。しかし、そもそもこの新年会は自由参加であって、業務とは無関係なので、業務上のやむを得ない理由だったとしても、Xさんにはそれを職場に説明する道理はないのではないでしょうか。したがって、幹事長の「調整がつくようなら」という発言は的外れであり、暗に参加を促して圧力をかけているようにも見えることから、この幹事長の発言は不適切だと考えますが、いかがでしょうか。
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これに対してChatGPTは以下の応答を返しました。
そのご意見は非常に的を射ています。確かに、新年会が「自由参加」であり「業務とは無関係」である以上、Xさんがその参加可否について詳細な説明をする義務はありません。以下の観点から、幹事長の発言が不適切であると考える理由をさらに整理します:
1. 自由参加の原則を無視している点
自由参加である親睦会に対し、「調整がつくようなら」という表現は、実質的に「調整して参加すべきだ」という圧力として受け取られる可能性があります。この態度は、自由参加の原則に反するものであり、参加を強制されない環境を保障すべき職場の親睦会の趣旨にそぐわないものです。
2. 業務とは無関係な活動への干渉
親睦会は業務の一環ではないため、Xさんが業務上の事情(出張など)を理由に参加しない場合、その詳細を説明する必要はありません。それにもかかわらず、「調整がつくようなら」と述べることで、業務上の事情を超えて参加を促しているように見えます。これは職場の上下関係を持ち込む不適切な発言と解釈される可能性があります。
3. 暗黙の圧力を与えるリスク
幹事長の発言は一見柔らかく「お願い」を装っていますが、課長という立場から発せられると「参加するのが当然だ」と受け取られるリスクがあります。これはXさんだけでなく、他の幹事会メンバーにも余計なプレッシャーを与え、結果として親睦会が「自由参加」としての意義を失わせる原因となりかねません。
4. 幹事長のリーダーシップとしての問題
幹事長は幹事会メンバー全員が気持ちよく活動できる環境を作る責任があります。しかし、この発言は、幹事長自身の「参加してほしい」という個人的な希望を優先させ、Xさんの事情や他のメンバーの感情を軽視したものと見られる可能性があります。
総合的に考えると、幹事長の「調整がつくようなら」という発言は、新年会が本来持つ「自由参加」という性質を侵害し、Xさんや他の幹事会メンバーに不快感や負担を与える不適切な発言だと言えます。このような言動は、職場の雰囲気や信頼関係を損なう恐れがあるため、幹事長として適切な配慮が必要だったと考えられます。
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まだ分からないところはありますが、それでも、理由をだいぶ、代弁してくれたと思います。自分だけの力ではここまで言語化するのは難しいので、やはり、ChatGPTなどの生成AIは、便利だと思います。
• まとめ
ChatGPTに、新年会企画をめぐって感じた私の不快感の理由を言語化してもらいました。
何かにモヤモヤを感じたとき、その理由をChatGPTに言語化してもらうと、悩み解決のヒントになるかもしれないと思います。
追記:2025-01-17
新年会には参加しないつもりでしたが、結局、参加することにしました。理由は、「参加人数が少ないので、参加してくれないか?」という内容の事を、あるベテラン社員から言われたからです。その人にはいろいろとお世話になっているので、参加することにしました。