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公開日:

実家にあった、古いマッチ [東亜マッチ](2023年)


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2023-10-16

先日、法要のため実家に帰省しました。お線香のためのロウソクには、マッチで着火しますが、そのマッチが古い物だったため、めずらしいと思って写真を撮りました。


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[ 画像1. マッチ箱 外観 ]

 

トラの絵が印刷された、マッチ箱です。東亜マッチ株式会社と書かれています。また、英語で「SAFETY MATCH」と書かれています。

「亜」の文字はよく見ると「亞」にも見えます。「東亞マッチ」が正しい表記なのかもしれません。

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[ 画像2. 拡大図 ]

 

トラの前足の部分には、糸を巻き付けた器具のようなものが描かれています。

JISマークと、「S4001」「NO 4298」という文字が書かれています。

JISのS4001とは、「安全マッチ」に関する規格だそうです。

なお、この月の形のようなJISマークは古いマークで、現在(2023年)は別のマークが使われています。

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[ 画像3. 赤いマッチ ]

 

このマッチの先端は赤い色をしています。なお、マッチの先端に付けられた物質は「頭薬」という*そうです。


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[ 画像4. 横からみたところ ]

 

マッチ箱の側面には、「火は注意して使いましょう」と書かれています。

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[ 画像5. 裏側 ]

 

マッチ箱の裏側には、かっこいい文字で「TOA」と書かれています。


「東亜マッチ株式会社」で検索してみると、株式会社東亜のホームページが見つかりました。このページを見てみると、この記事のマッチと似た、トラの絵が印刷されたマッチ箱の写真が確認できました。

株式会社東亜は、現在はマッチの製造は行っておらず、物販事業を主に手掛けているようです。


このマッチがいつの物なのか、親に聞いてみませんでしたが、聞いてもたぶん分からないでしょう。僕が子供だった頃、実家にはマッチが沢山ありました。おそらく、祖父や父がどこかからもらってきた、貰い物のマッチだと思われます。僕はもう大人になりましたが、実家にはまだそれらマッチが残っていて、仏壇で使用しています。

「東亜マッチ」で画像検索してみると、似たマッチの画像が見つかりましたが、年代までは確認できませんでした。

レトロなマッチではありますが、箱の質感や絵の感じから、そんなに古いものでもない気もします。それでも、30年は経っているのではと思います。


実家の古いマッチには、「東亜マッチ」と書かれていました。いつの年代の物なのか、ちょっと調べてみましたが、わかりませんでした。

レトロなデザインが素敵です。

なお、ロウソクに火をつけるために着火しようとしましたが、湿気てしまったのかうまく着火できなかったため、マッチ箱の中身は処分しました。

(この記事は、2023年10月に執筆し、2024年10月に修正・公開したものです。)