実家にあった、古いマッチ [東亜マッチ](2023年)
先日、法要のため実家に帰省しました。お線香のためのロウソクには、マッチで着火しますが、そのマッチが古い物だったため、めずらしいと思って写真を撮りました。
• 東亜マッチ
トラの絵が印刷された、マッチ箱です。東亜マッチ株式会社と書かれています。また、英語で「SAFETY MATCH」と書かれています。
トラの前足の部分には、糸を巻き付けた器具のようなものが描かれています。
JISマークと、「S4001」「NO 4298」という文字が書かれています。
JISのS4001とは、「安全マッチ」に関する規格だそうです。
なお、この月の形のようなJISマークは古いマークで、現在(2023年)は別のマークが使われています。
このマッチの先端は赤い色をしています。なお、マッチの先端に付けられた物質は「頭薬」という*そうです。
マッチ箱の側面には、「火は注意して使いましょう」と書かれています。
マッチ箱の裏側には、かっこいい文字で「TOA」と書かれています。
• このマッチについて
東亜マッチ株式会社とは?
「東亜マッチ株式会社」で検索してみると、株式会社東亜のホームページが見つかりました。このページを見てみると、この記事のマッチと似た、トラの絵が印刷されたマッチ箱の写真が確認できました。
株式会社東亜は、現在はマッチの製造は行っておらず、物販事業を主に手掛けているようです。
いつの物か?
このマッチがいつの物なのか、親に聞いてみませんでしたが、聞いてもたぶん分からないでしょう。僕が子供だった頃、実家にはマッチが沢山ありました。おそらく、祖父や父がどこかからもらってきた、貰い物のマッチだと思われます。僕はもう大人になりましたが、実家にはまだそれらマッチが残っていて、仏壇で使用しています。
「東亜マッチ」で画像検索してみると、似たマッチの画像が見つかりましたが、年代までは確認できませんでした。
レトロなマッチではありますが、箱の質感や絵の感じから、そんなに古いものでもない気もします。それでも、30年は経っているのではと思います。
• まとめ
実家の古いマッチには、「東亜マッチ」と書かれていました。いつの年代の物なのか、ちょっと調べてみましたが、わかりませんでした。
レトロなデザインが素敵です。
なお、ロウソクに火をつけるために着火しようとしましたが、湿気てしまったのかうまく着火できなかったため、マッチ箱の中身は処分しました。
(この記事は、2023年10月に執筆し、2024年10月に修正・公開したものです。)