実家にあった、古い石油ファンヒーター(2024年5月)
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ゴールデンウィークは実家に帰省しました。実家では古い石油ファンヒーターを客間で使用していましたが、とうとう、壊れてしまったそうです。そこで、捨てられる前に、写真を撮っておくことにしました。
• 写真
ファンヒーターの正面です。
[ 画像1. 正面 ]
木目調のデザインで、高級感があります。
運転スイッチなどです。
[ 画像2. 運転スイッチと温度調節 ]
スイッチは、「点火」と「停止」が別々になっているのが面白いと思います。また、「温度調節」の、ボリューム調整の部品も、現在のストーブでは使用されないような方式で面白いと思います。
「タイマースイッチ」はダイヤル式です。
[ 画像3. タイマースイッチ ]
現在のファンヒーターは電子式のタイマーが主流です。現在では、ダイヤル式はほとんど使われていないと思われます。
型番は「FH-321DX」です。型番表記の下には、緑色と赤色のインジケーターが搭載されたパネルがあります。
[ 画像4. FH-321DX ]
「タイマー」、「運転」、「水検知」、…… と書かれた下に、ランプが並んでいます。最下部には「IC HOT SIGN」と書かれています。
[ 画像5. 並んだ表示とランプ ]
温度表示は、2度ごとに1つのランプを使用しています。こういうデザインも、合理化が進んだ現在では、見られなくなりました。
ファンヒーターの左側面です。びっしりと説明が書かれています。
[ 画像6. ストーブ左側面 ]
「実態配線図」というものが書かれています。
[ 画像7. 実体配線図 ]
配線図が製品本体に印刷されているというのも、レトロな感じだと思います。
「コロナ開放式石油ストーブ」と書かれています。下部には、「株式会社 内田製作所」と書かれています。
[ 画像8. 製品情報 ]
右側面の下部には、合格証のシールが貼られていました。
[ 画像9. 合格証 ]
• 石油ファンヒーターの耐用年数について
CORONAのサイトには、「FFストーブの設計標準使用期間は8年です。」*と書かれています。
この記事のストーブは、僕が物心ついたころにはすでにあったので、30年以上前の物と思われます。そんな長期間壊れないで使用できていたのは、客間専用だったため使用頻度が低かったからだと思われます。
ストーブは経年劣化により発煙・発火することがあるとされているので、長く使う場合は、定期点検をするなど、安全に十分配慮した方がよさそうです。
• 感想
子供の時から当たり前に存在したストーブでしたが、改めて見てみると、レトロなデザインが格好いいと思いました。
家電製品は経年劣化により発煙・発火するリスクもあるので、気を付けたいと思いました。
(この記事は、2024年5月に執筆し、2024年10月に修正・公開したものです。)ad: