イタリアンの壁(婚活日記)
マッチングアプリでやり取りしているBさんとは、あさってお会いする予定でした。Bさんは僕よりも4つ年上で、明後日が1回目の対談になります。
しかし、会う場所がうまく決められないので、お会いするのは取りやめにしようと思っています。
お会いする場所は、僕は駅近くのドトールを提案したのですが、Bさんに やんわりと断られてしまいました。そしてBさんが提案してきたのは、イタリアンのレストランでの、ランチでした。
僕はイタリアンなんか行ったことはありませんが、あまり深く考えず、「イタリアンでも大丈夫です」と返事をしました。Bさんからは、「お昼なら何時でもいいので、予約取ってもらえますか?」と返事がきました。
しかし、ここで僕は「イタリアンは無理だ」と感じました。
冷静に考えてみると、イタリアンで食事をしたことが無いので、料金がわかりません。どんなふうに予約したらいいかも分かりません。(予約した場合、メニューも予約するのか、など。)
イタリアンというと、フレンチみたいなものなので、食事のマナーなんかもあるのかもしれません。また、これが最大の難点ですが、イタリアンに着ていく服がありません。
イタリアンに着ていく服というと、最低でもスマートカジュアル*のようなものが、要求されるのだと思います。
僕は私服としてはジャケットなんか持っていませんし、靴もスニーカーしか持っていません。仕事や冠婚葬祭でたまに着るためのスーツや革靴は持っていますが、食事のためにスーツを着るのも、なんか変な気がします。
僕が婚活でチェーン店に着ていくのは私服の、ジャンパーとジーンズとスニーカーのような、カジュアルな格好です。スマートカジュアルなジャケットやキレイめのズボン、運動靴じゃない靴を、僕は持っていません。
まだ1回もお会いしていないBさんと会うためだけに、イタリアンにふさわしい服装(と立ち振る舞い)を準備するだけの心理的余裕が、僕にはありません。
「イタリアンでも大丈夫」と言ってしまった手前、どのようにBさんにお断りの旨を伝えるかは考え中ですが、僕にイタリアンはちょっとレベルが高いです。そのため、Bさんとイタリアンでお会いする件はキャンセルにさせてもらいたいと思います。
解説(2024-01-06)この記事は、当初noteに掲載していた記事を修正し、当ブログに移動したものになります。
僕は36歳で、Bさんは40歳でした。この記事を書いてすぐに、「イタリアンは敷居が高い」という理由で、キャンセルと謝罪のメッセージを送りました。それ以来Bさんとは音信不通です。
いい大人がイタリアンの予約も一人で出来なかったのは、ちょっと情けなかったなと思いました。
しかし、一方で、「何時でもいいから予約を取ってくれないか」と要請してきたBさんのやり方に対して、反感を少し感じたのも事実です。それは、Bさんに試されているような感じがしたからだと思います。
マッチングアプリの初対面でイタリアンは、どうなの?したがって、もし相手の「本気度」を試してみたいなら、「イタリアンの予約を取ってくれないか?」と打診してみるといいのかもしれません。もし相手が本気なら、「イタリアンの予約の仕方がわからない」や「イタリアンにふさわしい服がない」などの理由で断ることは、ないと思われます。
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