会社と敷地とツバメについて
• 今朝のこと
今朝は晴れていました。暑くもなく寒くもないちょうどいい気温で、自転車で出社しました。
• 会社でのこと:ツバメ
昨日から、職場のエントランスの所に2羽のツバメが通(かよ)っているのを、私は見ています。どうやら巣作りの場所を探しているようです。
昼休みに撮影しました。(写真では1羽)
写真
ツバメは他の鳥よりも、人間が近づいても逃げません。また、小柄でかわいらしい姿が、人々から親しまれています。田んぼの害虫を食べてくれるため「益鳥」と言われることもあるようです。
懸念:
この、ツバメが巣作りをしようとしているエントランス部分は、夜間はシャッターが閉まるらしいです。土日も閉まっているかもしれません。とすると、夜間や土日にはツバメが閉じ込められることになってしまいます。
また、ツバメが巣を作って子育てすると、糞が問題となります。それに、ツバメのヒナが巣から落ちたりすると、保護してやらなければいけません。
会社としては、ツバメの巣作りを許容しない方針であれば、巣を作らせる前にツバメを追い払ったほうがいいでしょう。作らせてから巣を撤去するのは可哀想ですし、完成した子育て中の巣を撤去することは会社のイメージ低下にもつながりかねません。
法令的な理由
子育て中のツバメの巣を簡単に撤去できないのは、単に「かわいそうだから」という倫理的な理由からだろうと、私は思っていました。
しかし、インターネットで調べてみて、子育て中のツバメの巣をみだりに撤去できないのには、法令的な理由があるらしいことが分かりました。
そこで、ChatGPTに聞いてみることにしました。以下のプロンプトをChatGPTに送ってみました。
会社の敷地内に、ツバメが巣を作ろうとしています。この場合、会社が配慮すべきことはありますか?また、巣が作られてしまった場合、撤去することはできますか?(応答は全てプレーンテキストで出力してください。)
これに対し、ChatGPTは「ツバメ営巣対応ガイド」というタイトルで、以下のような応答を出力しました。
はい、会社の敷地内にツバメが巣を作ろうとしている場合、以下のような配慮が求められます。また、巣ができてしまった場合の対応についても注意が必要です。
【1. 配慮すべきこと】
ツバメは「鳥獣保護管理法」により保護されている野鳥です。このため、卵やヒナがいる状態の巣を撤去・破壊することは禁止されています(許可なく行うと違法行為に該当します)。
巣作りの初期段階(まだ材料を運んでいる程度)であっても、営巣行動が明確な場合は慎重な対応が求められます。
従業員や訪問者の安全・衛生面に配慮しつつ、ツバメと共存する方法を検討するのが一般的です(下記参照)。
【2. 巣が作られてしまった場合の対応】
すでに卵やヒナがいる場合
→ 撤去不可。巣立つまで静かに見守り、終了後に清掃・撤去が可能です。
まだ卵を産んでいない段階の場合
→ 行政(市町村や環境省の地方環境事務所)に相談の上、撤去が可能な場合がありますが、自己判断での撤去は避けるべきです。
【3. 会社としてできる配慮】
巣の下にフン対策の板やビニールを設置する(衛生管理)
立ち入り頻度の高い場所に営巣させないための予防策(ネットやパネルを使った物理的な防除。施工前に行政に確認を推奨)
社内掲示などでツバメ保護の周知を行う(従業員の理解を得る)
【4. 事前に営巣を防ぎたい場合】
営巣しそうな場所(ひさし・ライト周辺)にネットや板などでツバメが留まれない環境を整える
ただし、営巣が始まってからの対策は制限があるため、時期(3月~7月)より前に対応するのが望ましい
【まとめ】
ツバメは法的に保護されているため、勝手に巣を撤去することはできません。すでに営巣が始まっていれば、行政に相談しつつ、巣立つまで見守ることが基本となります。会社としては、清掃や掲示物で衛生面・安全面を確保しつつ、自然との共生を図る姿勢が求められます。
—-----
ChatGPTによれば、「巣作りの初期段階(まだ材料を運んでいる程度)であっても、営巣行動が明確な場合は慎重な対応が求められます。」ということです。私が今日見た時点では、まだ巣の土台さえも確認できない段階でした。材料を運んでいる段階かどうかは私には分かりません。いずれにしても、会社には、慎重な対応が求められるでしょう。