改行コードで作られた段落には、pタグにはない魅力があると思います。
分かり易くて明確な 文章を書くための技術の 一つとして、「段落を 活用する」ことが あげられます。 HTMLでは、pタグで囲った文章が、 1つの段落と なります。 当ブログでは、基本的に pタグを使用して記事を 書いています。 段落の間は行間を広くあけています。 そうすることで、記事が読みやすくなると 思います。
一方、私は当ブログ以外に、無料の ブログサービスを利用して日記や メモを書くことが あります。 そこではpタグを意識して使うことは ありません。 段落はpタグではなく、改行コードで 作成しています。 pタグで段落を 作る場合、タグを書くために文の 最初に戻らなければいけませんが、 改行コードならその場で段落を 作れるので、改行は 便利です。
pタグでも改行でも、見た目は大して 変わりません。 改行のほうが手軽に、早く書けます。 それでも、ちゃんとした記事に 仕上げるとしたら、やはり、 段落にはpタグを 使うべきだと 思います。 改行は便利ですが、応用が 利き過ぎて、段落以外の用途にも 使うことができます。 したがって「その改行が何を 意味するのか」 が、不明確と なります。 そのため、あとで自分で記事を 読み返したときに、混乱するかも しれません。 初めからpタグを使うことに しておけば、このような 混乱は起こらずに 済みます。
すなわち、pタグを 使って清書された文章のほうが、 読者にとっても筆者にとっても、 分かりやすいものに なるのです。
しかし、pタグを使わずに 書かれた文章には、pタグで 清書された文章にはない "魅力"のようなものが あると、私は 思います。 その魅力とは、活字には ない、手書きのメモ書きに あるような、一種の 魅力です。
私はnoteで他人の日記や体験記、 エッセイなどを 読みます。 そういうジャンルの記事は、 改行コードで無秩序に段落が 作られていても、あまり 気になりません。 無秩序に段落が 作られた、その雑然とした感じが、 むしろ、内容に面白みを 加えることも、あると 思います。
日記やエッセイ、メモ書きなどには、 pタグは必要ないかも しれません。