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意識高い系についてメモ
2024-05-22
「意識高い系」という言葉についてのメモです。
• 1.
学生だった頃から、私は自分のことを「意識低い系」だと思っていました。
そして、私は今まで「意識高い系」とは、肯定的な、褒め言葉だと思っていました。
• 2.
あらためて言葉の意味を調べてみました。Wikipediaによると、『本当の意味で意識が高い人の表面的な真似に過ぎないため、「系」と付けられている。』*と説明されています。
つまり、肯定的な意味で使うのは「意識が高い」という表現であって、「系」という文字がついた「意識高い系」は、あくまで「意識が高い人の真似をしている人」というような意味になるようです。
整理すると以下のようになります。
- 「意識が高い人」は、褒め言葉である。
- 「意識高い系の人」は、本当の意味で意識が高い人とは異なる概念である。:
したがって、褒め言葉ではない。
• 3.
私は今まで、「意識が高い人」と「意識高い系の人」は同じ意味だと思っていました。しかし、よく思い出してみると、昔はこれら表現の意味を区別していたような気も、してきました。たしかに「意識高い系」には、どこか嘲笑的な響きがあります。
• 4.
本来、「意識が高い」は肯定的、「意識高い系」は否定的な意味で使われる、ということが、Wikipedia の説明から、分かりました。
とすると、私は今まで自分のことを「意識低い系」だと思っていましたが、「意識が低い」という表現に改めるべきなのかもしれません。すなわち、私は今まで自分のことを「意識が低い人間」だと思っていた、とすべきなのかもしれません。あるいは、「下流志向」という表現が適切かもしれません。
私が関心があるのは、豪華で野心的な生活ではなく、コンパクトで穏やかな生活です。私は、出世や新築の家、高級車にはこだわらないので、ある意味では、下流思考の、意識が低い人間だと思います。