1月7日の散歩 (2023年1月)
土曜日です。昼食後に近所を散歩しました。
• P.M.1ごろ
午後1時過ぎ、散歩に出かけました。
藪(やぶ)に、農作業用の一輪車がありました。
ひっくり返っています。蔦(つた)が、フレームに巻き付いています。少なくとも、3か月はこのまま置かれていたものだと想像します。しかし、フレームはさび付いていないようです。捨てられたというわけではなさそうです。
竹林のそばを通り過ぎました。
「雨後の筍(たけのこ)」という言葉があります。竹は成長が早くて、土地の管理人にとっては、気を付けないと次々に竹が出てきて困る、という噂を聞いたことがあります。成長が早く、かつ丈夫なので、伐採が大変だということです。
なお、「雨後の筍」は「物事が相次いで現れることのたとえ」*であり、本来、成長が早いという意味で使うのは誤りだそうです。
道路の脇には落ち葉がたまっていました。迷彩模様のようです。
石垣です。
ありふれた石垣ですが、よく見ると幾何学的で、合理的という印象です。一つ一つのブロックの、縦と横の比にも、工学的な意味があるのだと思います。
石垣の排水口です。
この排水口は、河川でよく見られるものです。
僕は子供のころ、河川で見られるこのタイプの排水口は、各家庭の家庭排水を流すためのものだと思っていました。しかし、家庭排水は下水に流されるので、直接川に流されることはありません。この排水口は、「水抜き穴」や「水抜きパイプ」などと呼ばれるもののようです。
林の中に、フットサルができそうな公園がありました。
しかし、誰でも使える公園ではありません。公営の公園だと思いますが、柵に囲まれていて、入ることができません。公園というよりも、「広場」といった方がいいかもしれません。フットサルなどのスポーツの練習目的で広場を使うには、役所などで手続きをして、使用料を払う必要があるのでしょう。この広場はいつもひっそりとしています。
公園の近くには、ごみが置かれていました。カーペットのようなものと、古いデスクトップ型PCのようなものです。
背中に隠れた 散らかしたままの道は 誰が片づける
(『悲しみ草』キンモクセイ)
しかし、誰かが捨てたごみには関わらないのよいと思います。もちろん僕もそのまま通り過ぎました。
坂を下りました。左にはススキが生えていました。
3本の弦が張られた電柱です。譜面のようです。
ススキに似た、背の高い植物が生えていました。
4メートルくらいありそうです。ググってみたところ、どうやら「パンパスグラス」という植物のようです。この植物は、ススキにしてはデカすぎますね。
(この記事は、2023年1月に書いた原稿を、2024年5月に修正・公開したものです。)