5月1日(晴)の日記(2023年)
今日は5月1日の月曜日です。ゴールデンウィークで会社は休みです。僕はある山林で、散歩をしていました。
• 草花
空にはトンビ(鳶)が飛んでいました。この辺りは自然が豊かな地域です。
タンポポやオオイヌノフグリ、紫色の植物、その他の雑草が生えています。タンポポなどは雑草に分類されるようですが、色だけ見れば、鮮やかな黄色できれいです。オオイヌノフグリなども、大切にしなくても勝手に生えてくるので、「可憐」という言葉は似合いませんが、小さくて青いので、花だけ見ればかわいらしい植物だと思います。
• 山林を歩く
道の入口
山の中に遊歩道があったので、散歩してみました。山といっても、この辺りは山を開拓して作られたような地域なので、集落と山の境界はあいまいです。この道は、集落と集落の間をショートカットするために作られた、地元の人たちのための通路といった感じの道です。地元の人しか使わないような道なので、ハイキングの人とすれ違うようなことはなさそうです。
山道
土の道を歩きます。山のふもとには国道が走っており、国道を行きかう自動車のエンジンの音が聞こえます。この辺りは、谷状の地形です。道路の音が斜面に反響して、独特の音響を形成しているように感じます。
• 道に迷った
山道といっても、集落と集落を結ぶための、簡単なコースです。僕は道を下り終えたので、今度は来た道を登って引き返すことにしました。
見覚えのある看板に行き当たりました。往路で見かけた看板です。この看板を右に行けば、入口に戻るはずでした。
ところが、道を進んでいくと、見覚えのない道に突き当りました。まあいずれは道はつながっているので、そのまま歩き続けました。すると、横に墓地がある、行き止まりに突き当りました。
その墓地に沿って直進すれば、知っている道に出られることを僕は知っていましたが、まあ慌てるほどのことではないので、引き返して、正しい道を探すことにしました。
よくわからない、ビニール袋のゴミが落ちていました。
看板のところまで引き返しました。
しかし、結局、僕は自分が歩いてきた往路に復帰することはできませんでした。看板を頼りに進むと、なぜか行き止まりになってしまうのです。
おそらく、復路で僕が見かけた看板は、往路の看板とは別の看板です。同じような四角形の看板なので、往路で看板の内容を確認しなかった僕は、それらを同じものと間違えたのだと思います。往路で看板の内容を確認していれば、道に迷うことはなかったかもしれません。
そのあともしばらく迷った挙句、想定していたよりも時間をかけて、入口にたどり着くことはできました。
• 感想
小さな山道でも、迷うことはあるということがわかりました。山道を散歩するときは、遭難しないように、十分注意したいものです。
(この記事は、2023年5月に執筆し、2024年4月に修正・公開したものです。)