6月の国際展示場 (2023年)
あるイベントを見学するために、東京国際展示場に行きました。
• 行き
新宿駅から、国際展示場駅まで、埼京線を使って僕は向かいました。コロナ禍が始まって以来、新宿まで行ったのは、これが初めてかもしれません。新宿までの電車は満員でした。
国際展示場駅に到着しました。ポスターが貼られている一角がありました。よく見ると、「警察・消防からのお知らせ」でした。
構内には人がたくさんいて、往来が活発でした。コロナ禍の最中に言われた「三密の回避」は、すでに過去のものとなったようです。しかし、この蒸し暑いのにマスクを着用している人は多く、ここにコロナ禍のアフターエフェクト(余波)が見て取れます。
• 建物まで歩く
国際展示場駅を出て、東京国際展示場まで歩き始めました。
地図が無くても、特徴的な形の建物がすぐに見えてきたので、迷うことはありませんでした。あれが、東京国際展示場です。
東京国際展示場は、「東京ビッグサイト」と呼ばれます。「東京ビッグサイト」は、愛称ということです。
• 建物に近づいてきた
人の流れに沿って歩いていくと、建物が近づいてきました。
曇り空で空一面が白いですが、雨が降りそうな様子はありません。蒸し暑いです。離陸したばかりだと思われる旅客機が、上空を滑空していました。その旅客機を撮影しようとスマホを取り出すと、旅客機は立ち込める雲の中に消えてしまいました。付近にはモノレールが走っており、まるで遊園地のようだと思いました。
近づいてきました。東京国際展示場(東京ビッグサイト)です。2つのピラミッドを逆さまにしたような、特徴的な形をしています。
• 特徴的な形
左側には、四角いパイプが、斜めに伸びていて、ピラミッドに接続されています。おそらく、エスカレーターがあって、あの内部へとつながっているのでしょう。しかし内部がどうなっているのか。僕は知りません。
2つの逆さまのピラミッドの中間には、「TOKYO BIG SIGHT」と書かれていて、その上には窓があります。あれは、レストランか何かでしょうか。しかし、今日はあの場所に用はありません。
下側から、上空のビッグサイトへとつながる、あの回廊を写真に撮ってみました。こうして見ると、幾何学的な構造が、SF作品のようにも見えます。
あの建物の内部は、どんなふうになっているのでしょうか。
しかし、僕は今日、あそこには用はないのです。インターネットで調べれば、あの内部の写真は見つかることでしょう。いつか機会があったら、あの回廊を登ってみたいものです。
( この記事は、2023年6月に執筆し、2024年3月に修正・公開したものです。 )