8:30灰色で明るい夜
夕食後の散歩に出かけました。時刻は8:30過ぎ、今日は妙に明るい空でした。
• 8:30過ぎ
今日は曇りです。僕が帰宅途中だった午後4:30ごろ、雨が降り出しました。しかし、本降りになることはなく、雨は止みました。結局、道路が少しだけ湿った程度でした。
夕食後、健康のための散歩に出かけました。
空の様子です。下方の濃い黒の部分は、山の輪郭です。ダークな水墨画のような写真が撮れました。
曇りであるにもかかわらず、空全体が妙に白っぽく明るく、不思議な天気でした。
雪が積もった日など、地面の白い雪のせいで、曇り夜でも妙に明るく感じることがあります。今日の天気は、そんな状況を連想させる天気でした。もっとも、この辺りはほとんど雪が降りませんし、まだ11月です。今日はそれほど寒くもありません。薄手のウィンドブレーカーを羽織れば、十分暖かく、それ以上の防寒は不要でした。
鉄塔の様子です。左側が黒っぽくぼやけており、なんとなく不自然に見えます。暗い所を無理に鮮明に写そうとしているようです。カメラのAI(人工知能)が、写真にデジタル処理で色付けをしているのでしょうか。これらの写真はGalaxyのA21で撮影したものです。近頃のスマホのデジタルカメラは、光学的な画像に、デジタルで何かしらの補正を加えているように思えます。フイルムで撮影していた昔の写真とは違う、不自然(人工的)な写真が撮れることがあります。一方で、暗い場所でも鮮やかな写真が撮れるようになりました。もし昔の携帯電話のカメラだったとしたら、真っ暗な写真しか撮影できなかったと思います。
路地を進みました。ハンディ・ライトで、暗い道を照らしながら歩きました。
一本松です。白黒写真のようで、「昔」という言葉を連想します。松のシルエットが、墨で描いたようです。和室のふすまに描かれる絵画にも似ています。電柱や電線を水墨画にしたら、現代的でかっこいいかもしれません。
鉄塔です。この鉄塔が、住宅や工場、病院などに電気を届ける電線を支えています。電気無しでは、われわれは生活できません。これから寒い季節ですが、暖房にも電気が必要です。
木立の向こうに民家が見えます。心細い夜道ですが、民家の窓の明かりが安心感を与えてくれます。といっても、まだ21時前です。寝るには早い時間です。
コンクリートの階段を上ります。手前側はカラーですが、奥はモノトーンの世界です。
車道沿いの歩道を歩きます。右側には果物の木があります。空は、上側が灰色、下側が鼠色で、2層に分かれていました。今日は不思議な空模様です。
どんよりした雲が頭上を覆っていました。しかし、妙に明るい、不思議な天気でした。