僕は一人暮らしでアパートに住んでいます。1Kの、築18年ほどの木造アパートです。
一人暮らしだと どうしても 掃除が後回しになってしまいます。洗面台も、何週間も掃除することなく使い続けていました。
そのせいか、洗面台の排水口が流れにくくなってしまいました。排水口を上から覗（のぞ）き込んでみると、黒いヘドロ状の物質が、排水管の内側に付着しているのが見えました。
僕はそのヘドロのような もの が水の流れをふさいでいるのだ と考えて、まず、使い終わった歯ブラシを使って、ブラシが届く範囲をみがいてみました。
それでも、水の流れは改善されませんでした。
[ 画像1. ヘドロ状のものが詰まってしまった排水口. ]
排水管を覗き込んでみると、ヘドロの残渣（ざんさ）のような物が、ブラシが届かない場所に詰まっているのが見えました。
そこで、割りばしを使って、その残渣を つまんで排除することを思いつきました。
[ 画像2. 使用した割りばし. ]
ヘドロの残渣は、ベタベタした、それなりに粘度があるものだろうと僕は想像していました。そのため、割りばしで つまめるだろうと思いました。しかし実際の残渣はベタベタした泥状ではなく、細かいカビの破片の集合のような感じで、つまもうとしてもバラバラになってしまい、つまむことはできませんでした。
そこで、割りばし1本を上下に動かして、水が流れる通路を作ってやりました。すると、残渣は 水といっしょに パイプの奥の方へと流れていきました。
これにより、水が正常に流れるようになりました。
注意：誤って割りばしをパイプの中に落としてしまうと、取れなくなる危険性があるので、落とさないように要注意。
仕上げとして、排水パイプ用洗浄剤で、パイプを洗浄しました。
[ 画像3. 排水パイプ用洗浄剤:パイプマン. ]