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•断酒 •大腸カメラ •血液検査 •断酒のきっかけ

公開日: 2022-09-04
最終更新日: 2023-02-13

1か月間断酒できた ―きっかけと動機


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2022年9月

僕は酒をよく飲むほうでした。しかし、8月の初めから断酒し、そして1か月が経過しました。

断酒のきっかけは、会社の健康診断でした。僕が1か月間断酒できたのは、「自分と酒は相性が悪い」ということを自認したからです。今後も断酒を継続するつもりです。

Contents
• きっかけ:会社の健康診断
• 夏季休暇とそのあと
• 飲まないほうが快適
• 今後のこと

会社の健康診断で、便潜血が陽性という判定を受けてしまいました。2次検査を病院で受けるように会社の健康管理室から勧められたので、病院で大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を受けました。

便潜血のほかに、「貧血気味」と判定されましたが、こちらは「要注意」であり、2次検査は勧められませんでした。

病院で大腸カメラを受けました。そして大腸にポリープが見つかりました。ポリープは切除してもらいました。

そのポリープは1㎝ほどの、腺腫といわれるものでした。ガン化はしていないという診断だったので、とりあえず安心しました。

これを機に飲む量を控えめにしようとは思いました。しかし、このときはまだ、断酒を継続するつもりはありませんでした。

大腸カメラの1週間後に、同じ病院で血液検査を受けました。8月の初めに、結果がわかりました。その結果は、大きな異常はありませんが、いくつかの数値が正常値から少しだけ外れていることを示していました。結果を見た医師から、次のような指摘とアドバイスをもらいました。

  • 世の中には体質的にアルコールに強い人たちがいて、そういう人はアルコールの悪影響を受けにくいということはある。
  • 一方、伊田さんの数値を見たところ、アルコールの悪影響が確認できるので、あなたに酒は合っていないように思う。
  • 一般的に酒を飲みすぎると認知症や動脈硬化のリスクが高くなる。
  • 「酒は健康にいい面もある」というデータもあるが、総合的に見たらリスクの方が大きい。
  • やめるならきっぱりやめたほうが楽だと思う。

医師から体質的に酒に強くないことを指摘されたことが、断酒を決めた理由です。僕は自分のことをアルコールに強いほうだと思っていたので、医師からのこの指摘はショックでした。それと同時に説得力がありました。


夏季休暇には実家に帰省しました。帰省中の晩酌は恒例でしたが、今年は1滴も酒を飲みませんでした。飲酒欲求はほとんど感じませんでした。飲み物は、無糖の強炭酸水をよく飲みました。酒が無くても特に困りませんでした。

夏季休暇が終わって、アパートに戻ってからも、酒を飲んでいません。暑い夜などには、「今ビールを飲んだらおいしいだろう」などと思うことはありますが、冷蔵庫にビールが無いので、飲まずに済ませられています。酒を買わないことが重要だと思います。


酒を飲んで、「おいしかった」と満足することが、どれだけあるでしょうか。思い返してみると、僕の場合、満足するような「上手い飲み方」ができたことがほとんどありません。飲み始めればもっと飲みたくなりますし、飲み過ぎれば気分が悪くなります。お酒の適量を見極めて、飲む量をその範囲に収めることは、とても難しいことなのだと思います。それならば初めから飲まないほうが快適です。

断酒していても、特に不都合は感じません。むしろメリットの方が明らかに多いことを実感しているので、断酒は継続するつもりです。1本でも飲んでしまうとスリップする可能性が高いので、当面の間、完全に断酒するつもりです。
僕は自分のことを、アルコールに比較的強い体質だと思っていました。少なくとも、アルコールに弱い体質だとは思っていませんでした。しかし、医師からの指摘によって、自分はアルコールに弱い体質であることが分かりました。実は、アルコールに対する弱さには心当たりがありました。昔は酒を飲んでも顔色があまり変わらなかったと記憶していますが、今ではすぐに顔が赤くなりますし、体が痒くなります。体質が変わったのか、もともとなのかはわかりませんが、今の僕にとって、「酒は合わない」のです。