手書きの下書きを効率的にテキストにするために、音声入力を使ってみたい
手で書いた下書きを効率的にテキストデータに変換するために どうすればいいか考えてみます。
• はじめに
普段、私はPCのキーボードで文字を入力しています。しかし、それだと、PCがある場所(私の場合自分の部屋)でしか文字の入力ができません。
記事の下書きは、メモ帳やB5用紙とペンを使って、自室以外でも行えます。それでも、下書きをテキストデータにするために、私は自室のPCのキーボードで文字を入力しています。
そこで、もっと効率的に下書きをテキストデータに変換することが課題となっています。
• 2つのツール
すぐに私にも使えそうなツールとしては以下の2つがあります
- OCR (Optical Character Recognition; 光学文字認識)
- 音声入力
OCRは、「Google レンズ」を使ったことがあります。
• OCRの難点
OCRでは、スマホのカメラで文字の画像を読み込んで、テキストデータに変換します。
走り書きの読み込みには不向き
OCRの難点としては、「走り書き(くずし書き)の読み込みには向いていない」ことがあります。
たしかに、Google レンズは手書きの文字でも高精度に読み込んでくれます。
しかし、書いた本人にしか読めないような走り書きで書かれた文章には、OCRは向いていないと思います。別の言い方をすれば、手書き文字にOCRを使うなら文字をきれいに書く必要があります。
スマホのテキストデータをPCに送るのが手間
私はGoogle レンズを使って、以下の流れで記事を書くことがあります。
- 手書きで原稿を書く。
- Google レンズで原稿を読み込む。
- 読み込んだテキストをGmailに貼り付ける。
- 2~3の手順を繰り返す。
- Gmailを自分のPC宛に送信する。
上記手順は、やってみると意外に手間がかかります。スマホのカメラで1回で読み取れる範囲には限りがあるので、「撮る → メールにペーストする」という作業も何回か繰り返すのですが、これが大変です。
総じてOCRはメリットが少ない
手書き原稿をテキストデータ化する方法としては、OCRはメリットが少ないと感じます。それは、文字をきれいに書かなければいけないし、原稿をカメラで読み取る作業が手間だからです。
• 音声入力
私は使ったことはありませんが、音声入力に興味があります。私が今 使えそうなツールは以下の2つです。
- 「Google ドキュメント」の音声入力
- Windowsのディクテーション
音声入力なら、文字をきれいに書く必要がありませんし、原稿用紙を何回も撮影する必要もありません。また、手で文字を入力するよりも早そうです。まずはスマホを使って、Google Docsに音声で入力してみようと思います。
• まとめ
手書きの文章をテキストデータ化(文字起こし)するための手段として、キーボードに入力する以外に、以下の手段が考えられます。
- OCR(スマホのカメラを使う)
- 音声入力
私は OCR を以前 試してみましたが、メリットをあまり感じませんでした。そこで、今度は音声入力を試してみようと思っています。