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カテゴリー : 勉強 - その他
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公開日:

ChatGPTにHTMLで記述したプロンプトを送ってみる


img_1
2024-07-27

ChatGPTに代表される生成AIは、日常生活において、さまざまな場面で活用され、その活用の幅は今後さらに広がっていくことでしょう。そんな中、「生成AIに送るプロンプト(命令書)をどのように書くか」が、課題となっています。この記事では、ChatGPTへの命令書をHTMLで書くことを考えます。


HTMLで書く狙いは、「ChatGPTが理解しやすい形式で命令書を書くこと」です。HTMLで適切に書かれた文書は階層構造がしっかりしています。そのため、ChatGPTにとってHTMLで書かれた命令書は理解しやすいのではないかと思います。


HTMLで記述した命令書(HTML命令書)の基本フォーマットを以下に示します。

[基本フォーマット]
<!DOCTYPE html>

<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>命令書</title>
</head>

<body>

<h1>命令書</h1>

<p>
[ここに、ChatGPTにしてほしいことを書く。]
</p>

<h2>...</h2>
<p>
...
</p>

<h2>...</h2>
<p>
...
</p>

</body>
</html>

基本フォーマットのtitle要素h1要素には、「命令書」と記述します。これによって、「このHTML全体が1つの命令書である」ことを明確にすることを意図しています。

h2要素p要素(箇条書きの場合はul要素)には、任意の内容を記述します。


HTML命令書の例を以下に示します。

[HTML命令書の例]
<!DOCTYPE html>

<html lang="ja">
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>命令書</title>

<style>
body {
  max-width: 500px;
}
</style>

</head>

<body>

<h1>命令書</h1>

<p>
あなたは、プロのWebライターです。以下の目的、対象者、テーマ、制約条件に基づいて、テキスト形式で簡潔に記事を書いてください。
</p>

<h2>目的</h2>
<p>
読者にとって興味深いトピックを提案し、QOLを高めるきっかけとなる有益な情報を提供する。
</p>

<h2>対象者</h2>
<p>
高校生から20代前半までの、北海道在住の消費者
</p>

<h2>テーマ</h2>
<p>
生成AIの時代において、QOL向上の観点から、人間が自分で文章を書くことの有意性について。
</p>

<h2>制約条件</h2>
<ul>
<li>文字数は400字以内。</li>
<li>テキスト形式で出力すること。</li>
<li>北海道に関連した具体例を最低でも1つ入れること。</li>
<li>読みやすさを重視し、簡潔で明確な表現を使うこと。</li>
</ul>

</body>
</html>

#HTML命令書の例をWebブラウザで開くと、下図のように表示されます。

image 1

[ 画像1. ブラウザに表示された命令書 ]

 

#HTML命令書の例を、ChatGPTに送ってみました。

ChatGPTは、下図のように出力しました。

image 2

[ 画像2. ChatGPTの出力 ]

 

HTMLで記述した命令書が、ChatGPTによって、問題なく理解されたようです。


HTMLで記述したプロンプト(命令書)が、ChatGPTによって問題なく理解されるらしいことが、わかりました。

HTMLで記述することで、プロンプトの階層構造がより明確になって、ChatGPTに意図が伝わりやすくなるのではないかと、思います。

ただし、HTMLで書くためには、文をタグで囲う必要があり、手間がかかるのが、課題です。




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