自転車のリアライト(2022年1月)
自転車のリアライトを交換しました。セリアで購入した、110円(税込み)のリアライトです。100均のリアライトはコスパが高いと思います。
• はじめに
僕は、買い物や通勤のために、自転車をよく使います。暗くなってから乗ることが少なくないので、安全のために、自転車にリアライトを取り付けています。今まで使っていたものが壊れてしまったので、新しいものに交換することにしました。
• 今まで使っていたもの
セリアで購入したものです。いつ買ったものなのか忘れてしまいましたが、100円(税別)にしては十分に働いてくれました。使った期間は1年間だった気もしますし、2~3年間だった気もします。何回か電池を交換して使っていました。シンプルなデザインが気に入っていましたが、今回、電池を交換しようとしたときに壊してしまったので、新しいものに交換することにしました。 今まで使っていたリアライトの、以下の点を僕は気に入っていました。
- ドライバーを使わなくても自転車に取り付けることができる。
- ドライバーを使わなくても電池交換ができる。
- 光る部分の面積が小さいので、そのぶん電池が長持ちしそう。
- LEDは赤い反射板でおおわれており、LEDの光がなくても、自動車のライトを反射して目立つ効果がありそう。
• 同じタイプが見つからなかった:だから新しいタイプを買った
セリアで、今までと同じタイプのものを買いたかったのですが見つからなかったので、新しいタイプのものを買いました。
• 新しいもの(新しいタイプ)
新しいものは今まで使っていたものと同様に、CR3032電池を2個使って動くものです。新しいものはLEDが5個使われており、今まで使っていたもの よりも光る面積は広いですが、その分、電池の減りは早そうです。電池交換にはドライバーが必要ですが、自転車に取り付けるときにはドライバーが不要であり、工具がなくても簡単に取り付けることができます。 光のパターンは、点灯(強)、点灯(弱)、点滅の3パターンを、ボタンを押して切り替えることができます。(ボタンを長押しするとSOSパターンで点滅するというおまけの機能もあります。)
LEDは赤いプラスチックでおおわれており、無色のプラスチックに比べて目立つ効果が期待できます。(100均のリアライトの中には、赤色LEDが使われていて、その周りのプラスチックが無色透明のものがあります。目立ちやすさの点から、赤いプラスチックの方がよいと思います。)
[追記] 後日セリアに行ってパッケージを確認したところ、今回のリアライトの方が電池が長持ちする仕様であることが分かりました。
• 使った感想
5日間ほど使ってみました。簡単に取り付けることができるし、明るさは十分です。この製品は「非防水」ですが、雨で壊れてしまっても気にならない値段です。自転車を外に置いているため、このリアライトには雨の水滴がかかってしまうと思いますが、取り付けたままにしておきます。多少の雨なら問題ないだろうという楽観視で使うことにします。シンプルで実用的で、コスパが高い製品だと思います。
強いて言うならば、次の点を改良してほしいと思いました。
- LEDは5個でなく、3個でもいい。
- 点滅の周期はもっとゆっくりでもいい。
- ドライバー(ねじ回し)が無くても電池交換できる構造にしてほしい。
僕は、電池交換が面倒なので、なるべく電池を長持ちさせたいです。LEDは3個に減らし、点滅の周期をゆっくりにしても、目立つ効果は十分にあると思います。
[追記] 電池交換した直後は明るく点灯しますが、電池残量が少なくなってくると光がかなり弱くなります。電池残量が完全になくなる前に交換した方がいいかもしれません。
• リアライトは必要なのか
夜に自転車に乗るには、前方にライトをつけなければいけないこと(法令で決められている)はよく知られています。後ろ側に付いている赤い反射板については、知りませんでしたが、これも法令で付けることが義務付けられているそうです。普通、新しく自転車を買ったときに、後ろ側の赤い反射板は初めから取り付けられていますから、あまり必要性を意識することは無いと思います。
それでは、電池で光るリアライトをわざわざ付ける必要があるかというと、僕は付けたほうがよいと思います。反射板だけでも自動車のライトを反射するので視認性はありますが、自動車のドライバーからの視認性を少しでも上げるために、こういった電池で光るリアライトを使うことは有用と考えます。また、歩行者や他の自転車からの視認性も上がるので衝突事故の危険性を減らす効果が期待できます。
• まとめ
使い始めたばかりなので電池の持ちと耐久性についてはまだ分かりませんが、コスパが非常に高い製品だと思いました。値段から見るとオモチャみたいな製品ですが、実用性は十分です。(Amazonでは、1000円ほどで買える、USBで充電するタイプのリアライトが売られています。防水性と耐久性、ボタン電池の費用を考えると、そのような製品を買った方が、もしかしたら安上がりかもしれません。)
昔よりも100均が扱う製品は品数が多くなり、また、品質も向上していると思います。それは、加工技術と生産技術の向上により、より少ない材料で、シンプルな構造の製品を、大量に作ることが、以前よりもできるようになったからだと思います。「ものづくり大国日本」は過去の称号ですが、安くていいものが手に入るという点では日本社会は確実に進歩していると思います。
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