音声入力とChatGPTで記事作成を効率化
私は原稿を書くにあたって、キーボードを使って直接パソコンに入力することもありますし、手書きでノートに書くこともあります。
手書きの場合、記事にするためには手書きの文章をテキストデータ化する必要があります。テキストデータ化を効率化するために、以前はGoogleレンズを使って文字を読み取る方法を試したことがあります。
しかし今では、私は、Googleレンズは使っていません。スマホの音声入力機能を使っています。音声入力は自分さえ読めれば字が汚くても問題ないので、OCR(光学文字認識)よりも使い勝手が良いのです。
入力先としては、私はGoogleドキュメントを利用しています。スマホでGoogleドキュメントを開いて、原稿を読み上げて文章を入力します。今までは入力した文章の修正は基本的に手作業で行っていました。また、音声入力の際、段落ごとに一旦入力を停止してエンターキーをタップして改行を加えるということをしていました。
完成した記事の文章をチェックしてもらうために、私はChatGPTを利用しています。音声入力した文章の修正作業は面倒な作業なので、ChatGPTを利用して簡単にできないだろうかと私は考えました。音声入力による記事作成を効率化するために、私はまず原稿を読み上げる際に中断せずに一気に読み上げることにしました。そうして入力されたテキストは改行もないものとなります。なお、句点は「まる」と言うことで、入力しています。
そのテキストを修正してもらうため、ChatGPTに以下のプロンプトを送ってみました。
[プロンプト](音声入力のテキスト)
上記の#プロンプトと共にメッセージを送ってみたところ、読点と改行が加えられた文章をChatGPTは出力してくれました。
今まで手作業で私がやっていた作業をChatGPTが代わりにやってくれるので、作業が楽になりました。もちろん、100%思い通りの結果が出てくるわけではないので、自分の手で修正する必要はありますが、この方法によって以前よりも確実に、早く記事が作れるようになったと思います。
まとめ手書き原稿をテキストデータ化するとき、音声入力を利用すると素早くテキストデータができます。そのテキストデータの修正には、ChatGPTを利用すると便利です。
補足:
後で分かったことですが、上記の#プロンプトでChatGPTに修正してもらった文章には、私が意図しない改変がけっこう加えられていることが分かりました。ChatGPTが気を利かせて、分かりにくい表現を、私が想定した範囲を超えて、修正してくれたようです。しかし、私が意図しない改変だと困るので、結局そのあと手作業で直しました。「誤った文字の修正だけにして、その他の改変はしないでください。」という事をプロンプトに盛り込んだ方がよさそうです。