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カテゴリー : 生活 - 節約
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最終更新日:

メガネ洗浄液を自作する


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2022-10-01

こんにちは、伊田です。

僕はメガネを使っています。数年前から、レンズを洗うための洗浄液は自作したものを使っています。食器用洗剤(台所用合成洗剤)を水道水で薄めたものになります。今までは洗剤と水を適当に混ぜていたのですが、今回、適切な割合を検討しました。試してみて、洗剤を水で7倍~8倍に薄めるが最適ではないかという結論になりました。


メガネのレンズをきれいにするための手段として、液体タイプウェットティッシュタイプのクリーナーなどがあります。あるいは、布やティッシュで乾拭きする人もいるかもしれません。

乾拭きはレンズを傷つけるのでやめた方がいいと思います。ウェットティッシュタイプのクリーナーは、薬剤がレンズ表面に残って薄膜のようになったりするのが課題です。やはり、液体タイプのクリーナーを使って水道で洗うのが、個人的にベストな方法です。

市販の洗浄液を買うよりも、自作した方が安上がりです。僕は食器用洗剤水道水で洗浄液を自作しています。今までは洗剤と水を適当に混ぜていましたが、今回、量を計って作ってみることにしました。


材料は次の通りです(写真.1)。

  • 洗浄液を入れる容器
  • 食器用洗剤(中性)
[写真.1]
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食器用洗剤を容器に入れて、水を入れるだけです。または、水を入れた容器に、あとから食器用洗剤を入れます。

後者の方が、洗剤が泡立たないので作りやすいかもしれません。

適量の洗浄液を指の腹でレンズに塗ります。そのあと、洗剤が残らないように流水で洗剤をしっかりと洗い流します。レンズに残った水滴は、ティッシュペーパーをやさしく押し当てて吸水します。

液剤が濃すぎると流水で洗剤が流れにくくなり、薄すぎると指の脂が残ってしまいます。濃すぎず薄すぎない濃度にするのがポイントです。

洗剤と水の適切な割合を確かめるために、容器にマジックで印をつけました(写真.2)。まず洗剤を入れ、次に、水を加えていきました。

[写真.2]
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濃すぎます(写真.3)。べたべたするので、このままでは使えません。

[写真.3]
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まだ濃すぎます。

まだ濃いですが、いい感じになってきました。薄すぎるとレンズの脂がとれませんので、薄すぎるよりは、多少濃い方がよさそうです。4倍が最適かもしれないと思いました。

洗剤が泡立ってしまい、水があふれてしまいました(写真.4)。なので、かなりいい加減な実験になってしまいました。

[写真.4]
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実験では水で4倍まで薄めてみましたが、そのあとインターネットで調べて、7倍に薄めるのが最適ではないかという考えに至りました。市販のクリーナーの紹介ページに、クリーナーの成分として「4.2% アルキルベタイン」と書かれていた*からです。


アルキルベタインは、「低刺激性」の界面活性剤ということです*。


今回使用した食器用洗剤は「チャーミーマジカ」ですが、パッケージには界面活性剤は29%と書かれています。29%の界面活性剤を4.2%にするためには、約7倍に薄めればよいという計算になります。 (29 ÷ 7 ≒ 4.1)

チャーミーマジカのような食器用洗剤は、頑固な油汚れも落とせるように作られているので、洗浄力が強すぎるかもしれません。そのため、7倍に薄めても、まだ濃いかもしれません。したがって、7倍~8倍ほどが、ちょうどいい割合だと思います。

僕は高校生だったころ(2002年頃)、メガネのレンズに指紋が付いたときは、シャツの裾(すそ)の部分で拭いていました。当然、レンズは傷だらけになってしまいました。当時は、メガネを水道で洗うという発想がなかったのです。レンズの乾拭きは、傷が付くのでやめたほうがいいと思います。

(この記事は、2022年の10月に書いたものを2023年の11月に修正・公開したものです。)



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